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離婚相談

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離婚の手続

ここでは、離婚について、知っておいた方が良い知識や事例などを解説しています。
事前に知識を知ることでトラブルを最小限に抑え、かつ迅速な解決を図ることが出来ます。

協議離婚

後悔しない、未練を残さない離婚の仕方

「未練」と「後悔」。これらは離婚と切っても切れない関係にあります。ここでは、離婚前、配偶者への未練にどのように対処したらよいか、いざ離婚を決意した後、どのようにしておけば離婚後に後悔しないか、未練を残さないかについてお話します。

離婚の危機、でも未練が・・・

 「夫の浮気が分かって許せないが、夫に未練がある」、「妻から離婚を切り出されたが、自分は離婚したくない」というように、離婚の危機に直面したものの、それでも直ぐには離婚するとの判断ができないというケースは珍しくありません。
 では、どのように対処したらよいか。答えは、別居をして冷静になること。冷静さを欠いた判断は、後悔や未練を残す元になります。まずは配偶者と距離を取り、冷静になりましょう。その上で、配偶者のしたこと、自分の至らなかったこと、子供のこと、生活のことなどをじっくり考えましょう。“後悔先に立たず”といいますが、一般的に、離婚してからどのようなことに後悔することが多いのか、自分は未練を残しやすいタイプか、離婚をしても復縁の可能性があるのかを知っておくと判断の助けになるでしょう。

離婚してからこんなことに後悔する

  離婚してから後悔することの主なものとして、次の7つがあります。
(1) 自分の至らなさ
 「なぜ、もっと相手の気持ちを分かってあげられなかったのだろう。」、「もっと優しくしていればよかった。」、「もっと我が儘を言わず我慢すればよかった。」、「日頃から感謝の言葉を掛けていればよかった。」、「子育てに必死で夫婦生活を顧みず、気付いたらセックスレスになっていた。」等々、自分自身の至らなさが原因で離婚に至ってしまったことに対する後悔です。気持ちを分かってあげられなかったり、優しくしてあげられなかったり、我慢が足りなかったということが、今になってみれば分かるのに、結婚中はしてあげられなかった・・・。もしかしたら相手方にも問題があったのかもしれませんので、基本的には夫婦のどちらか一方が悪いというわけではなく、性格の不一致が離婚につながったのだと思います。しかし、世の中に性格が完全に合う夫婦などいないので、「自分がもう少し頑張れば・・・」という気持ちが後悔になるのでしょう。
(2) 自分では家事が思うようにできない
 これは主に男性が後悔することのようです。結婚していたときは、妻が食事の用意、洗濯、掃除等々、当たり前のようにしてくれていた家事が、離婚すると、誰もしてくれなくなってしまうのです。仕方なく自分でこれらの家事をやろうとするのですが、思うようにできず、家事の大変さが身にしみて分かったことにより、元妻に対して改めて感謝の念が湧いたりして離婚を後悔するパターンです。ただ、家事が思うようにできないということは、離婚を後悔する理由の中では下の方にランキングされるかもしれませんね。
(3) 離婚をしてから子供に会えなくなった
 これも主に男性が後悔することです。結婚していたときは、毎日のように子供に会えたのが、離婚をして親権が妻になった結果、月1回程度の面会交流でしか会えなくなってしまい、孤独感にさいなまれて離婚を後悔するのです。離婚の話し合いをする場合、面会交流の回数や実施方法のことで揉めることが多いです。なぜかというと、親権を諦めた元夫(父)が、週末くらいは子供とゆっくり過ごしたいと考えて、毎週末(金曜日から日曜日)に泊まりがけで面会交流をしたいと希望するのに対し、元妻(母)が月1回程度の面会交流(場合によっては日帰り)を主張して拒むからです。一般的に、月1回程度の宿泊を伴う面会交流を行うということで決着することが多いのですが、元夫にとっては不本意な結論ですよね。
(4) 自己の体調管理ができなくなる
 これも主に男性が後悔することのようです。(2)とも関連するのですが、これまでは規則正しい生活や、妻が健康に留意して作ってくれた食事を当たり前のように食べていた日常生活が一変し、外食や不摂生が増えるなど、生活リズムの変化によって体調管理が疎かになって体調を崩し、離婚を後悔するのです。もっとも、これは男性本人の心掛け次第でいくらでも改善できることなので、それほど大きな問題ではなさそうです。
(5) 経済的に困窮する、信用力がなくなる
 これは主に女性が後悔することのようです。共稼ぎの夫婦で、妻も安定した職に就いている場合は別ですが、専業主婦やパートで夫の扶養の範囲内で働いていたというような場合、元妻(女性)は、別居によって経済的に困窮するようになります。離婚の際に多額の財産分与や慰謝料をもらっていて、それで一生悠々自適に暮らせるという人は、まずいないと思います。当面の生活はできたとしても、その先の生活や老後を考えると、働かなければなりません。子供の親権者となり、養育費をもらっているとしても、養育費だけで十分な生活ができるわけではありませんし、養育費が支払われる期間は決まっています。場合によっては途中で支払われなくなってしまうかもしれません。シングルマザーの過酷な状況については、よくテレビなどで報道されています。
 また、女性が別居や離婚に伴って家を借りるとなったときに直面するのが、信用力の問題です。家を借りるためには敷金や礼金、2か月分くらいの賃料の支払いが必要で、かつ、勤務先の記載や収入の申告、保証人が必要です。以前は、両親や兄弟に保証人を頼むことが多かったのですが、最近は、保証人ではなく保証会社との契約を求められることが多くなりましたが、そうなると、定職に就いていないと審査に通らないこともあります。結婚していることにより経済的に安定し、社会的な信用力も得ていたということを痛感し、後悔することが多いようです。
(6) 頼りになる人がいなくなった
これも主に女性が後悔することのようです。(5)と関連するのですが、女性がいくら経済的、社会的に独立していても、男性、女性間に肉体的な差異があることは否定できません。肉体的に女性より勝る夫(男性)がいることにより妻(女性)としては心強く思っていたことがあったと思いますが、それがなくなってしまうのです。もっとも、これだけで離婚を後悔する人はあまりいませんし、夫婦がお互いに依存していたとことは多かれ少なかれあったと思うので、配偶者がいなくなったときの喪失感という意味では男女で差異はないのかもしれません。
(7) 周囲の離婚に対する偏見、子供の問題
 夫婦の4組に1組は離婚する時代などと言われ、離婚に対する周囲(世間)の目は昔と比べればそれほど強くなくなったように思いますが、「バツイチ」などという言葉があるように離婚に対する偏見は残っています。この場合の偏見というのは、“性格などの問題があったから離婚したのでしょ?”という思い込みです。離婚の原因には、自分ではどうしようもないこともありますが、世間はそのようなことは関係なく、ときには冷たい目で見てくることもあります。このような場面にさらされると、離婚したことに罪悪感を覚え、離婚を後悔するのかもしれません。
 また、離婚により片親になると、子供は様々な場面で辛い目に遭います。「友達にはお父さんとお母さんが一緒にいるのに、なぜうちは一緒にいないの?」などと子供に聞かれ、辛い思いをする親も多いと思います。“子は鎹(かすがい)”などと言われますが(最近はあまり聞きませんが)、子供のことを思うと、なぜもっと我慢して家庭を大切にしなかったのかと後悔するのです。

離婚に未練を残しやすいタイプの人はどんな人?

離婚の理由にもよるのですが、離婚したにもかかわらず結婚生活に未練を残しがちなのは、次の2つのタイプの人のようです。
(1) 気持ちの切替が下手な人
    真面目で、一つのことを考え始めると、他のことを考えられないという人は、離婚したことに拘って、これからの生活へと気持ちの切替がしにくいかもしれません。人間誰しも未練はあると思いますが、気持ちの切替が下手な人ほど離婚を引きずりがちです。これまでの恋愛経験で、元の彼女や彼氏のことがなかなか忘れられず、思い出の写真やメールを捨てたり削除できなかったということはありませんか。
(2) 打ち込める趣味が持てない人
    例え気持ちの切替が下手であっても、趣味などに打ち込むことによって徐々に離婚への未練を断ち切ることができます。海外旅行をしたりスポーツで汗を流してスッキリするのも一つですし、飲み会などに顔を出すというのも良いでしょう。趣味やスポーツではなく、仕事に打ち込むのでも構いません。ただし、お酒に逃げても根本的な解決にはならないのでオススメできません。

復縁の可能性があるのはどんなとき?

 離婚に未練のある方にとっては朗報かもしれませんが、どのような元夫婦に復縁の可能性があるのか、実例を元に考えてみると、次の条件を多く充たすほど復縁の可能性が上がるように思われます。
(1) 子供のことを夫婦がお互いに思っている
 離婚はしたものの、元夫婦がお互いに父親、母親として子供のことを思って協力し、できる限りのことをしているという場合です。例えば、親権者である元妻が仕事で帰りが遅くなるというような場合に、元夫が保育園に子供を迎えにいくとか、子供の誕生日のときには集まって一緒にお祝いをするとか、子供に寂しい思いをさせないようにしている元夫婦がこれにあたります。
(2) 離婚後も疎遠になっていない
 離婚後も連絡を取り合っているというような場合です。子供の面会交流の調整のために嫌々連絡を取り合っているという元夫婦は多いのですが、そうではなく、離婚後もお互いを何らかの形で必要として連絡を取り合っていて、疎遠になっていないという場合です。子供が複数いて、子供たちの誕生日やイベントなどで交流する機会が多いというような場合はなお可能性が高まります。
(3) 離婚することにお互い迷いがあった
 離婚をしたものの、それほどの決定打はなく、むしろ場合によっては離婚しないという道があるのではないかとお互い思っていながら結局離婚したというような場合です。
(4) 離婚が夫婦の性格の不一致以外の原因に起因する場合
 義親との折り合いが悪かった、仕事が忙しくてお互いにすれ違い生活となってしまった、子供が欲しかったけどできなかった等々、夫婦の性格の不一致以外の理由で離婚したような場合です。つまり、人間性には問題があるとはお互いに思っていなかった場合です。DVやモラハラがあった場合は難しいですが、“旦那の浮気で離婚した”“妻の不倫が原因”というような場合でも、その原因が解消している場合(不倫相手と別れた等)には復縁の可能性があるかもしれません。

離婚で後悔しない方法、未練を残さない方法

 上記を踏まえ、離婚で後悔しない方法、未練を残さない方法を考えてみましょう。
(1) 離婚以外の方法はないのか考え、話し合いをする
 まずは、離婚を回避するための方法はないのか、トコトン考え、夫婦で話し合いましょう。冷却期間を置いたり、親や友人、弁護士などの第三者に相談したり、話し合いの間に入ってもらうのも良いでしょう。映画「クレイマー、クレイマー」や「ミセス・ダウト」などを観て、家族のあり方、離婚後の親子関係などについて考えてみるのも良いかもしれません。後悔するくらいなら、ここで恥ずかしいと思ったり、手間やお金を惜しんではなりません。ただし、夫婦双方の親同士が介入すると、返って関係が悪化するということも多いので注意が必要です(親は、自分の子供が可愛いですからね)。
(2) 離婚を決めたら準備をし、離婚条件をきちんと取り決める
 上記でお話をした、離婚をして後悔することが多い事項などを参考に、離婚を決めたら早い段階で準備をしましょう。生活費の試算をするとか、仕事を探すとか、住むところを探すとか、自分で準備できることは早い段階でしておくべきです。離婚経験者の友人などがいれば体験談を聞くのも良いでしょう。
 そうはいっても、離婚後の準備をしつつ、離婚条件についても取り決めるというのはかなり大変です。そもそも、何を決めたら良いのか、どのような手続で離婚条件を決めたら良いのかも分からないかもしれませんし、仮に分かったとしても、交渉事はストレスになるので自分ではできないかもしれません。そのようなときは弁護士に相談し、きちんと条件を詰めましょう。後悔するくらいなら、多少の出費を惜しんではいけませんし、時間も十分費やすべきです。
(3) 離婚をしたら早い段階で気持ちを切り替える
 意識的に気持ちを切り替え、新たな人生を歩み始めることが必要です。趣味がなければ見つけましょう。新しいことを始める良いきっかけかもしれません。新しい恋愛をして恋人を作り、再婚するのも良いですね。
(4) それでも後悔、未練が残ってしまったら
 全てを水に流して復縁(再婚)したいということであれば、思い切って相手に打ち明けて話をしてみましょう。案外、相手も同じように考えているかもしれません。ただ、あまりしつこく連絡したりすると警戒心・嫌悪感を起こさせ、着信拒否されてしまうかもしれないので注意が必要です。打ち明けてみてダメなら今度こそ気持を切り替えましょう。
 後悔の対象が離婚のときに決めた条件だとしたら、場合によっては変更することができます。まずは相手に変更をお願いしてみて、変更してもらえれば良し、変更に応じてもらえない場合、法律上強制的に変更可能な条件であれば法律的な手続(調停、審判など)を利用して変更することになります。

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