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離婚と子ども

ここでは、離婚について、知っておいた方が良い知識や事例などを解説しています。
事前に知識を知ることでトラブルを最小限に抑え、かつ迅速な解決を図ることが出来ます。

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離婚する両親の子供への接し方

両親は離婚の意味や離婚する理由を子供に説明すべきなのでしょうか。
両親の離婚は子供にどのような影響を与えるのでしょうか。
今回は、離婚する両親の子供への接し方について、押さえておきたいポイントをまとめましたのでチェックしてみてください。

離婚の意味や離婚する理由を子供に説明すべきか

子供の年齢が小さく、離婚の意味や離婚する理由を理解できない場合は別ですが、ある程度の判断能力が備わった子供に対してはきちんと説明すべきでしょう。親が勝手に決めてしまったことだ、と感じさせることがないようにしたいものです。

目安として、小学校入学以降であれば転校など子供の環境の変化に伴い、子供もこれを自覚しますから、説明は必要でしょう。中学生、高校生、大学生であれば子供に判断能力が備わっていますから、両親から説明するだけでなく、子供自身の考えを聞いて尊重することが必要です。

夫と妻としては上手くいかなかったが、子ども達にとって親であることに変わりないことを伝え、不安を取り除いてあげてください。親としての責任をどう果たしていくかについては、離婚原因を離れて、夫婦の話し合いが必要でしょう。

法律上、離婚しても父母には扶養義務があることは変わりませんし(離婚後に再婚したとしても子供と再婚相手が養子縁組しない限り、元の父母の扶養義務は変わりません。)、法律以外の部分でどれだけ子供の気持ちをフォローできるかという点も大切です。

子供への説明の方法、どのような言葉で伝えればよいかについて悩んだときは、専門家である弁護士や心理カウンセラーにご相談されることをおすすめします。

両親の離婚は子供にどのような影響を与えるのでしょうか

人間は一人一人性格が違います。子供も人間ですから、一人一人性格が違って当たり前です。両親の離婚が子供にどのような影響を受けるかは様々であり、一概には言えません。男性(男の子)と女性(女の子)での違いもありますし、年齢によっても違います。

私の経験では、子供は大人が思っている以上に敏感に空気を読みます。父親と母親の板挟みにあって悩んだり、父母の仲が悪いのは自分のせいではないかと自分を責めたり、両親の仲介役を果たそうとし父母と一緒に遊ぼうとしたりします。

また、兄弟姉妹がいる場合には、母親あるいは父親の一方に全員が味方するのはよくないと思うのか兄弟姉妹が父側と母側に分かれてバランスを取ろうとすることもあります。

子供の行動に現れる変化

たとえば、家庭と距離を置いて家に帰らなくなったり、逆に自分の部屋に籠ってしまったりすることもあります。離婚すると親権者との生活になりますが、片親と喧嘩が増え対立してしまうケースや、反対に、心配をかけまいと仲良く、健気に、あるいは気丈に振る舞うケースもあります。お金の面から進学を諦め、生活費を稼ぐために仕事に就こうとする子供もいます。全体的な傾向としては、人間関係に敏感になるといえます。

両親の離婚によって子供が抱く思い

両親の離婚によって子供が抱く感情としては、次のようなものが挙げられることが多いです。(もちろん、これに限るものではありません。)
・寂しい
・仲の良い家族を見ると羨ましい
・苗字が変わったりして周りの友達に気を遣われて気まずい
・母子家庭でかわいそうと思われたくない

やはり子供は、両親には仲良くいてほしい、お父さんお母さんがお互いの悪口を言わないでほしい、離婚しないでほしい、と感じているはずなのです。

仮に、離婚前は夫婦生活が冷え切った状態で、それが子供にも伝わり、同居するのも息苦しいような家庭生活だった場合、離婚成立によって家庭生活は形の上では安定しますから、子供も「やっと離婚できた」という感覚になるかもしれません。

また、暴力、虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)、酒乱、借金などが離婚原因の場合、離婚成立によって原因を作った相手と別居して暮らせるのであれば、それ自体は良いことかもしれません。

ただし、離婚に至る前の段階で夫婦が離婚原因を除去できていさえすれば、そもそも離婚する必要はなかったことを忘れてはならないでしょう。

付け加えるならば、離婚成立後は、時間が経つうちに子供も新たな環境に慣れ、落ち着きを取り戻していく傾向があることは事実ですが、かといって時間がすべて解決してくれるわけではないことも覚えておくべきでしょう。

子供が成人している場合

子供が成人している場合であっても配慮は必要です。子供が成人するまでは離婚を思い止まる夫婦もいます。ですが、成人したからといって両親の離婚をすぐに受け入れられるわけではありません。成人後も、就職や結婚など人生の節目の出来事が控えており、そのたびごとに、離婚した両親のことや家族の在り方について様々に思いを巡らせることになるでしょう。

 

今回は、離婚する両親の子供への接し方についてポイントをご説明しました。離婚の際は、子供の気持ちは一人一人違い、そして大人が思っている以上に複雑であることを心に留めておきたいものです。

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