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離婚相談

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離婚の手続

ここでは、離婚について、知っておいた方が良い知識や事例などを解説しています。
事前に知識を知ることでトラブルを最小限に抑え、かつ迅速な解決を図ることが出来ます。

協議離婚

離婚と年齢の関係は?

離婚と年齢に関係はあるのでしょうか。
日本では、厚生労働省が、毎年公表している人口動態統計のデータをもとに分析を行い、平成11年度と平成21年度に「離婚に関する統計」を公表しています。
このデータを踏まえて、離婚と年齢の関係を見てみましょう。

平成11年度の「離婚に関する統計」

平成11年度の「離婚に関する統計」では、出生コーホート別の有配偶離婚率(男子・女子有配偶人口千対)を求め、年齢の上昇による変化及び出生コーホート間の比較によって離婚の状況を分析しています。

「出生コーホート」とは、ある期間に出生した人を集団としてとらえたもので、これにより同一の世代の集団での追跡調査が可能となります。この調査では、生まれ年を5年ごとに区切って同一の世代としています。

 各出生コーホート毎に年齢別有配偶離婚率の変化をみると、どの出生コーホートでも、年齢が高くなるにつれ、年齢別有配偶離婚率はほぼ低下していくことがわかりました。つまり、年齢が上がるにつれ離婚率は小さくなるということです。他方で、世代が若くなるにつれ、離婚が多くなっていることがわかりました。

平成21年度の「離婚に関する統計」

平成21年度の「離婚に関する統計」では、①同年別居の年齢階級別離婚率と、②同年別居の有配偶離婚率について、昭和25年(1950年)から平成17年(2005年)までについて、5年ごとに年次推移が示されています。

まず、①「同年別居の年齢階級別離婚率」とは、「同居をやめたときの年齢階級別離婚件数(同年別居)÷男女別当該年齢階級の人口×1000」の計算式で求めた割合です。

昭和25年以降の同年別居について同居をやめたときの59歳までの年齢階級別離婚率(人口千対)の年次推移を5年ごとにみると、夫妻ともにどの年齢階級も上昇傾向で推移しています。夫は昭和55年以降30~34歳が最も高くなっており、妻は平成12年までは25~29歳までが最も高かったのですが、17年には 30~34歳が最も高くなっています。

次に、②「同年別居の年齢階級別有配偶離婚率」とは、「同居をやめたときの年齢階級別離婚件数(同年別居)÷男女別当該年齢階級の有配偶人口×1000」の計算式で求めた割合です。

昭和25年以降の同年別居について同居をやめたときの59歳までの年齢階級別有配偶離婚率の年次推移についても、夫妻ともにどの年齢階級も上昇傾向で推移しています。

夫は、19歳以下と20~24歳が交互に最も高くなっており、妻は19歳以下が最も高くなっています。

ちなみに、平成17年(2005年)の年齢階級別有配偶離婚率は、夫は、20~24歳、~19歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳の順に高いという結果でした。

妻は、~19歳、20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳の順に高いという結果でした。

データを見ると、男性側、女性側はほぼ同じ傾向を示しており、あまり差がないことがわかります。

年代別の離婚する理由・年齢が上がるほど離婚率が下がる理由

統計を踏まえて、年代別の離婚する理由や、年齢が上がるほど離婚率が下がる理由を考えてみましょう。

10代ですと、結婚当時まだ学生カップルで、いわゆるできちゃった結婚をした人たちも多いでしょうか。結婚生活あるいは夫婦生活のイメージがないまま結婚してしまい、生活費を得ることも難しいことが離婚の理由として多いと考えられます。

20代は、社会人になったとはいえ仕事を始めたばかりで経験も浅く、自分のことで精一杯、配偶者のことまで考えられないという時期でしょうか。仕事と家庭生活との両立が難しい、経済的にも収入は少なく余裕がないことなどが離婚の理由となると考えられます。
なお、平成23年の人口動態統計によれば、平均的な初婚年齢は夫30.7歳、妻29.0歳とされています。結婚適齢期と言われているのもこの時期でしょうか。今日は晩婚化が進んでいるといわれ、30代で初婚というケースも少なくありません。

30代になると、仕事が落ち着き、夫婦お互いに結婚相手のことや子ども、将来のことを考える余裕も出てくる頃でしょう。子どもができるケースも多くなり、「子はかすがい」と言われるように、家族関係がますます良好になることもあれば、多少夫婦関係がうまくいかなくても子供のことを考えて離婚しないケースも出てくるだろうと思います。これらの理由で10代や20代に比べると離婚率が低くなっている可能性があります。

40代は、「不惑」と言われる40歳を過ぎ、精神的にも経済的にも落ち着いてくる時期だと考えられます。子供が進学を迎えたり、マイホームを持ったりと、家族の絆が深まる時期で、離婚率が下がるものと考えられます。

50代は、子どもが進学や就職をして親元を離れることも多い頃でしょうか。もう一度夫婦2人の生活が始まる場合もあると思います。一方、子育てが一段落したことで、「子供がいるから」という理由で離婚を思いとどまっていた夫婦にとっては、離婚の障害がなくなる頃かと思います。

60代になると、仕事を定年退職する人が出てきます。毎日夫婦2人で過ごす時間が増える時期だと考えられます。それまでの生活と大きく変わり、一緒に過ごす時間が長いことが夫婦関係に良い影響を与えることもあるでしょうが、かえってストレスとなる可能性もあります。それまで働きに出ていた夫がずっと家にいることで、これまで知らずに済んだ性格を知ってトラブルになる、ということもあり得ます。なかには、「夫の退職金が出るまで我慢して、財産分与をしっかりもらうことを条件に離婚しよう」と考える妻もいるかもしれません。最近は「熟年離婚」という言葉もよく聞かれます。年齢とともに性的欲求が低下し、セックスレスが離婚の原因となる例もあります。

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